みなとみらい線周辺散歩日記

ビル開発ネタを中心に徒然と。。

2006年04月

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みなとみらい線は馬車道の駅から元町にかけて本町通り、通称コンテナ通りの地下を走ります。
日本大通駅と元町・中華街駅のちょうど中間点辺りに旧かながわドームシアター跡地を利用しての山下町プロジェクトが予定されています。(写真一枚目・旧露亜銀行も一部として保存再活用されます)
http://blogs.yahoo.co.jp/taccolin/31692687.html
ここはNHKの新局舎や県民ホールが建築されるほかにもホテルや映像専門学校などが建設される予定で、加えて自動車のディーラーも入る予定とのこと。

この本町通りは高級車ディーラの集積が少しずつ進んできました。
通りの県庁よりにもRoverやアルファロメオのディーラもあり、通りに高級感を与えてくれています。

そんなディーラー通りに今年中にDUOとLexusが仲間入りします。

本町通り山下町プロジェクト敷地を元町方面に歩いていくと横浜トヨペットの敷地にLEXUSの新店舗を建設しています(写真2枚目)。ちなみに立て直す前にここにあったDUO店はDUO店として日本一の売り上げだったとか言う話を聞いたこともあります。
写真3枚目にある完成予想図だけを見るとたいしたことのない感じに見えるのですが、実際に現場で見てみるとかなり大きなショールームであることを実感できます。

でもこの場所って前にも書いたんですが、一時は20-30階建ての高層ビルを立てる予定だったところなんですよね。Lexusも立派な佇まいにはなるのでしょうが、やはり高層ビルに比べるとしょぼいので残念。。

臨港幹線道路が全線開通の暁にはこの本町通りも”コンテナ街道”の称号を捨て去って”ディーラー街道”にでもなるかもしれません。

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関内地域はオフィス街としての地盤沈下が長く伝えられており、漸くオフィス需要の低下も底打ちに向けた兆候が見られてきたとのことです。関内地区には低迷するオフィス需要を反映してマンション建設が進み、高層マンションも増えてきたことからマンションの建設を抑制する動きが出てきておりこれ以上のマンション建設を抑える条例や街づくりのルールが定められております。

そんな、マンション建設抑制の影響もあってか、関内地区にはビジネスホテルが続々と開業、もしくは計画されいます。この1-2年の間にAPAホテル(写真1枚目)、コンフォートホテル(写真2枚目)、ロイネットホテル(写真3枚目)と開業し、いまは山下町(ロイヤルホール裏)にJAL CITY(写真4,5枚目)、馬車道のルートイン(写真6枚目)、中華街横浜公園口そばにももう一軒(写真7,8枚目)、建設中と開業ラッシュが続きます。このほかにも話題の東横INNなどもあります。

こういったホテルは地主がリース会社と一緒にビルを建ててそれをホテル運営会社に貸し付けるというのがよくあるモデルと聞きます。ただし、関内地区に突然ビジネス宿泊需要が増えたとも思えないし、週末の観光客狙いなのでしょうか? 週末だけお客が入ればやっていけるというのであれば大したビジネスモデルですね。

ネットで以下情報を発見!
47街区に企業進出です。

以下ネット記事より抜粋。

光学薄膜形成装置の研究・開発、製造から販売までを手がけるシンクロン(本社東京都品川区、田中茂徳社長)は、横浜みなとみらい(MM)21地区に本社機能を移転する。
業容拡大の一環で、手狭になった現社屋から本社機能を移転する。都市再生機構は、公募を行っていた47街区の一部約0.15haの譲受人に同社を選定した。
シンクロンは、横浜市の企業立地促進支援制度や、神奈川県の産業集積促進制度を活用する見込み。最先端の研究・開発型企業がMM21地区に進出することにより、産業集積に向けた動きが今後活発化しそうだ。

でも47街区ってサンウェーブのショールーム、PCデポ、オートバックスで一杯のはずなんですが、
INAXの横の間違いではないんでしょうかね。あそこは確認すると49街区だそうです。

ただ、MM地区は1500平米よりも小さな敷地でのミニ開発は出来ないようになっているはずで、今回の1500平米というとかなりMMでの進出で最小の単位ですね。
建物の規模とかは一切公表されていませんが10階建てくらいですかねぇ。
いずれ東京から本社を移す魅力が増してきた点は喜ばしいですね。

シンクロン社HP
http://www.shincron.co.jp/

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馬車道駅周辺には東京芸大の馬車道校舎や北仲ブリック&ホワイト等、昔ながらの建築を改装したアート系の施設が続々と開設しています。

このほど、馬車道駅から赤レンガへ向かう万国橋通り沿いに既存の倉庫を改装した、万国橋SOKOと言う施設がオープンしました。(写真1枚目)
この中にも2-3社アート系の会社が入っているようです。
身近なところではNHKの子供向け粘土アニメのニョッキの作者とその会社も入っているようです。

↓詳しくはハマ経へ
http://www.hamakei.com/column/107/index.html

また、万国橋通り並びにある相模ビルの一階にも疲れたルノアールがあったんのですが、そこも改装されアート系のスタジオのようになっていました。(写真2枚目の左手に見えるビルの1階部分です、この写真では何がなんだかわかりませんね。近くに行くと中のアーティスティックな空間が覗けます。)

牛鍋料理の「荒井屋」が5月7日まで、新店舗出店までの間この場所でアーティストの作品展示スペースとして活用しているそうです。
土日は一般公開しているようですがGWまでの暫定企画なので興味ある方は急いだほうが良いかもしれません。

↓詳しくはハマ経へ
http://www.hamakei.com/headline/1489/index.html

横浜もナショナルアートパーク構想の下いろいろと芸術向けの動きが見られます。
今後も日本大通り沿い、中区役所の隣にある、旧関東財務局というビルが「トリエンナーレ・ステーション」という形で使われ、ゆくゆくは文化施設に、改装・改築を予定しているようです。

おまけですが、この日曜日、万国橋SOHOを見に行こうとしたところ、万国橋補修工事真っ只中でした。。補修といっても結構大掛かりで、橋のアーチ状の基礎まで掘り出しています。
写真3-5枚目が上から見たものと横から見た写真です、斜めに掘られていました。アーチ状の橋はこうやって基礎まで掘り出して補修するんだと興味深く見入ってしまいました。

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新港埠頭で改装中であった新港客船ターミナルの工事が終了したようです。
市の発表によると、今後も客船ターミナルとしての機能は維持していくようで、
横浜市としての呼称は”新港客船ターミナル映像文化施設”という名前を使い、
東京芸大としては”東京芸術大学大学院映像研究科新港校舎”と二つの名前を持つこ
とになりそうです。
(高島町の再開発ビルがファーストプレイス横浜 と パークタワー横浜ステーショ
ンプレミアと二つの名を持つのと似た感じでしょうか?)

びっくりなのがこの客船ターミナル昭和4年の完成で、横浜港の客船ターミナルとし
て、長い間使われていたらしいのです。
今回改修した建物も昭和4年にできたものが大枠で残っているというのでまたまた
びっくり!鉄骨だけなんでしょうけども、昭和4年と言うと
芸大馬車道校舎(写真3枚目)の旧富士銀行と同じ古さらしいです!

ちなみにアイランドタワーの一部になっている元横浜銀行本店も昭和4年の建築らし
いです。
昭和4年は完成ラッシュだったのですね。
昭和4年は1929年になり世界大恐慌が起こる年ですが、その恐慌前の好景気の元、横
浜開港70周年に合わせて色々作っていたのでしょうか?

最後に写真四枚目の大桟橋の現ターミナル建設中の代替ターミナルだった建物も芸大の施設に使うと言う話がありましたが、どうやらお流れのようです。
何しろ、現状この芸大の映像学科、院であるとは言うものの学生はたった15人、そこに数億円の投資はやりすぎとの声もあるとか。。。

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