9月中の開発業社決定とされていた60-62街区の開発予定者が漸く公知されました。

勝手に妄想していた三井不動産のLAZONAみなとみらいみたいなショッピングモールではなく、KENコーポレーションによる、音楽アリーナホテル+ホテル+オフィスの開発となるようです。

今回62街区の開発は予定されず、60+61街区の北側半分にの開発となっておりますが、そもそも何とも惜しいのが、この街区のメインの入り口になるであろう60街区のゼロックス隣接部分がアンパンマンミュージアムの暫定施設となっている点です!
アンパンマンミュージアムも当初の完成予想図にあった施設からはましになった外観になってはいますが、施設の背面側に位置する今回の恒久施設への導線となるようなペデストリアンウェイが確保されいるようには見受けられず何とも残念。


一時はここに横浜ドーム建設なんて開発案も出されいました。

ここにドームができるのは、ほかに誘客施設が思い浮かばなかった私の貧困な発想では、まぁ有りかなとも思っていましたが。。ただし平日の集客がちょーっと心配。
魅力的なテナントと継続的なイベント実施等かなりの経営努力が求められそうだと思っていたところ、62街区も含めた開発計画でありながらオフィス用途が明記されなかった二案は選ばれず、公募用地の半分弱の活用であれオフィス棟を含んだ案が選ばれたのは良かったなぁと思います。
但し、オフィス棟もホテル棟も20階以上と書いてあるのに高さは90mとあり、近辺にそびえるビルの多くが19ー10階で100mであるのに対し一階あたりの階高がずいぶん抑えられている感じ。まぁこの辺も高さ制限もあるので、今後設計を進めるうちに、階数を減らして階高を保つのでしょうかね。

イメージ 1

完成予想図は敷地北側のポートサイド側から俯瞰した画像が公開されており、おそらく画像の右端のビルがオフィス用途ではないかと推察します。
でもオフィス棟は西側に隣接する富士ゼロックスとペデストリアンデッキで繋がる様には描かれていません。
横浜駅東口からは日産本社を経て富士ゼロックスまで繋がるペデストリアンデッキを主体とする素晴らしい歩行者導線が配されいるのでこここに計画されるオフィスビルも是非ともその歩行者導線ネットワークに組み込んで欲しいものですし、組み込むべきです。とりわけ今のペデデッキの富士ゼロックスのビルの東端は螺旋状階段で地表に下りる構造となっており、計画される二万人規模の音楽アリーナへとつながる導線としてはとても耐えられるものではありません。
それに屋根もないし、、屋根は後付けできそうですが、螺旋階段付近は建設中の新アンパンマンミュージアムを経てアリーナ、オフィスビルへとつながるペデストリアンウェイの設置がこれから検討されるのでしょう。。と言うかそうすべきだし、そんな事は織り込み済みだと思いますが。。

後は売れ残り感のある62街区、ここはアーバンリゾートの雰囲気をふんだんに盛り込んだ病院系かなぁなんて思っていますが。。
そして60ー61街区の残り南半分は上述のペデストリアンネットワークを強化した上で企業のR&D用途でのオフィス用途+ショッピング関連が良いのかなぁ。

あと、今の完成予想図にあるホテル棟とオフィス等の外観デザインは平凡すぎ。当然、二棟とアリーナ含めデザインの見直しが進められると信じています。