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素人の自分が見た今回のトリエンナーレ 2008、赤レンガの会場にあるこのトップの画像にある作品が一番気のお気に入りです!
今回のトリエンナーレ、各会場の入り口でヘッドホンの作品案内を借りてじっくりと作品を鑑賞して回る、これを怠ると展示された作品郡が素人には正直、難しすぎて理解できない、、こんな全体的な印象です。
まぁ、作品の敷居が高くって、今までのトリエンナーレとえらい方針が違うなぁという印象です。

奈何せん映像系が多い、暗い部屋にディスプレイを配置して、昔の映像をひっくり返して再編集したものや、環境映像みたいなものばっかりを垂れ流しているという印象です。東京芸大の映像系の大学院が横浜に位置している影響もあるのでしょうか、前回のトリエンナーレに比べてやたらと映像系が増えた感じです。

大桟橋のターミナルの中にあるオブジェのようなものも遠くから見ると一瞬おっと思わせますが、近くに行って中に入ってみると、やっぱりつまらん映像作品薄暗い中で映像が流されています。。
とりわけ、NYK会場の年齢制限(R15)のある二つの作品は圧倒されますけど、相当後味悪かった。。

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例えば、赤レンガ倉庫の会場は広さ高さに制限あるため、映像系が中心になっているのもしょうがないのですが、NYKの会場に映像がありふれているのは正直つまらなかったなぁ。。NYKの倉庫空間の高い天井がなかなか生かされていなんですよね。
画像のパペットもかわいいんですけど、映像作品の出演キャラで映像作品の一部です、、(新港ピア会場)

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この作品はよくネットで紹介されていますね。
個人的にはまぁ、がっかり名所ですね。。

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そういえば、赤レンガの会場にある”24の曲”とかいうこの作品も隠れ家っぽくってよかった。
画像は楽譜もどきですが、実際の良さはぜひ訪れて感じてください。

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芸術の表現と評価は自由だ!ということで、私個人の正直な感想で、今回の一番の作品はこのハンマーヘッドクレーン! 20世紀と21世紀が見事に同居しています!!
いつぞやはハンマーヘッドパークとして公園のメインアイテムとして整備されるはずです。
新港ピア会場の一番奥のフードコーナー&ミュージアムショップゾーンを抜けた外から眺めることができます。

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この鏡の空間は面白いです。ただ、新港ピア会場に顕著ですが、べニア板の裏側がやたらと一般訪問者の視線に入ってきます。これが計算済みで作品の一部なら、それまでですが、あまりにも安っぽすぎる、、というのが正直な感想です。 (所詮150周年イベントの会場を前借しただけなんだっていう安っぽさです。。)

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ここ新港ピア(新港埠頭)の会場はメインの目的はY+150(開港150周年)のイベント会場で、トリエンナーレはあくまでおまけユース、そんなこともあってかここに展示された作品もこの会場の高い天井を生かした作品は一つもありません。。

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出展された作品を評価すること等恐れ多くて出来ませんが、今回のイベントは「分かる人」向け過ぎる感じ。。トリエンナーレ横浜ってもっと市民に開かれた現代美術の入口だと思っていましたし、
子供が参加したり、遊べたりしたイベントや作品が盛りだくさんのイベントだったはずなのにちょっとがっかり、というのが正直な感想です。

もちろん、今回のトリエンナーレ開催のために尽力された方々の努力には頭下がりますが、今回は一回飛ばして、エネルギー貯めておいて6年後に開催した方が横浜トリエンナーレに対する皆の期待も高まるのでは?なんて思ってしまいます。
一層のこと、トリエンナーレの名前を捨てて、3年ごとの開催にこだわらず、3-5年の間に、横浜の街を使っての発信を企てている作品、もしくは横浜の街を通しての発信を企てているプロジェクト、こんな作品&プロジェクトを貯め込んで、ある程度作品がたまり、町の協力を得て、3-5年おきに非定期に開催するっ!!って感じのイベントがいいと思うんですけどねぇ。。。

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11月末までの開催とのこと、今度は三渓園の会場をのぞきに行って見ます。
とりあえず、新港ピア、赤レンガ、NYKはがっかしでしたが、三渓園は評判良さそうなので、楽しみです。屋外作品にはもともと期待していますしね!