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森ビルを中心とする企業グループによる再開発計画が延期されている北仲北再開発計画に少し動きがあるようです。

森ビルが中心となって設立された北仲開発特定目的会社からサンウッドが出資を引き揚げるとのことです。
このサンウッドという会社は森ビルグループの中でマンション開発・販売等を手掛ける会社のはずです。今回再開発用地の40%分近くの権利を持つサンウッドがその持ち分を森ビルに譲渡し特定目的会社は清算され、今後は森ビルが再開発用地のほとんどの権利を持つことになるとのことです。
今回の権利譲渡に関して森ビルの「今後も分譲マンションを建設するかどうかは未定」と言うコメントが伝えられており、現在のマンションを中心とした計画からオフィス用途などへの変更、他のグループへの用地売却なんて検討されているのかもしれません。

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横浜市の市庁舎再整備計画もどうやら、今回の北仲北地区に隣接する北仲南地区に主要な機能を配置する分庁舎案を採用する方向で進められております。
もし実現すれば、隣接する北仲南街区に市役所機能を含めた13万㎡平米を超える規模のオフィスビルが建つことになりそうです。


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新聞等によると、北仲南地区に市庁舎機能が配置される場合、森ビルの北仲開発計画も見直しがされる可能性が高いと伝えられておりましたが、水面下でしっかりと見直しが進められているのですね。

新聞記事では景気後退から計画の中断と伝えられております。
今回のサンウッドの撤退で計画そのものが無くなっちゃうかもしれませんし、もしもオフィス用途での開発としても計画実施はだいぶ先のこととなるのでしょうが、個人的な感想としては「マンションでなくなる可能性が高まって良かったぁ」と思っています。