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MM46街区南で建設の計画が進められていたMMの野村不動産計画の見直しが神奈川新聞で伝えられました。
どうやら、グループ会社でありMM野村ビルのメインテナントと目していたNRI(野村総研)がBAYQUATERに建設中の横浜ダイヤビルに新施設の入居を決めた事から今回の計画変更となったようです。

グループ会社とはいえ、このご時世、容赦なくオフィスビルの選別が行われるのだなぁと改めて感じました。でも救いは計画中止ではないことですね。
画像は現行の見直し前の配置図です。これから見直しになるものです


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12月中旬過ぎには発表されるとある見直し後の計画において、オフィス用途のまま建築計画の見直しを行う予定であるのは救いです。横浜市のMM関連ページで結構前から、当初計画にあった高さ140m(149m)ではない、高さ130mでの計画が掲載されていました。この公表済みの高さ130mの計画が12月半ばに発表されるであろう、計画変更後のスペックであればいいのですが。。。

MMのHPにおける200年12月頭現在のMM野村ビルに関する情報))
敷地面積: 約9,000m2
延床面積: 約93,000m2
施設規模: 地上26階、地下2階、高さ約130m

NRIの横浜ダイヤビルへの入居は今年4月には公表されていたので、神奈川新聞のスクープよりずっと前から野村グループ内ではNRIのMM進出中止とそれに伴う野村不動産のMM46街区ビルの計画変更は決まっていたのかもしれませんね。

この不景気下、セガ、CSKの撤退、モリモトのコンカードMMの工事中断などMM大通り沿いの計画がいくつもとん挫しました、野村グループとしても46街区ビル建設計画の中止も選択肢にあったはずですが、規模の見直しははあるにせよ、新たにテナント募集を行うとする姿勢は頼もしい限りです。
野村不動産は新横浜でオフィスビル等3つのプロジェクトを進めてテナントもしっかり集めたとのこと。横須賀線武蔵小杉駅前予定地に建設中のオフィスビルでも満床稼働へと持ち込んだようです。
両地区のテナント誘致において、東京都心に分散するオフィスの集約とトータルコスト削減をうまく提案したとのこと。こんな成功談を抱える野村不動産は、MM46街区でも似たような企業(テナント誘致)を模索しているのでしょうね。(新横浜は駅から500mほど離れた立地に2.5万平米、武蔵小杉は駅前立地で7万平米位とのこと。46街区は一概に比べられませんが、駅からは5-10分歩く立地なので、9-10万平米規模の開発はすんなり行くとは思えませんが、、)。

http://proxy.f2.ymdb.yahoofs.jp/users/6edc9bbe/bc/970d/__sr_/5165.jpg?BCksSjLB1j9ThSVE
まぁビルオタ的には、当初計画の29階・149mが多少低くなるのはオッケイ。なんとか、130m・26-8階位のオフィスビルで着工して欲しいと切に願っています。。(当初計画が50階建てクラスあったらかなりがっかりですが、30階が25階になるのは大差ない感じ。。空き地に箱が詰まっていくのがビルオタ的には大事なんです。。 ---画像は現行の変更前の計画のものです--- )

当面、12月半ばまでにまとめるとされる新計画に注目です。。
本当はめげちゃいますが、なんとか前向きにとらえています、どこかの企業がこの景況を理由に移転してこないかなぁ。。 KIRINとか→安易すぎますね。。