みなとみらい線周辺散歩日記

ビル開発ネタを中心に徒然と。。

タグ:神奈川県

イメージ 6
マリノスタウン跡地の61街区の開発企業としてケンコーポレーションが選ばれ、世界最大級の音楽専用アリーナや、ホテル、オフィスの建設計画がその開発規模を延床面積で約1.7倍に見直し、民間都市再生事業計画にも認定された様です。ホテルやオフィス棟に展示施設も整備されるとの事で賑わいある空間が創造されそうですが、この配置はアンパンマンミュージアムや新高島駅の方に閉じた広場構成の様にも見えますが、ライブのない日に人はここまで集まりますかね?

イメージ 3
楕円の富士ゼロックスのビルの前にオフィス、ホテル。建設中のグランゲートの手前にアリーナが建設される感じですね。この街区にオフィスができる事はないんだろうなぁなんて思っていたので、嬉しいけど、横浜駅からのアクセスも結構あるので入居率がちと心配だけど、そこはプロの方々が計画された事なので大丈夫でしょう。
 
イメージ 5
開発事業者に選ばれた時の画像↑と、最新画像↓ではホテル棟、オフィス棟の向きが貨物線に沿うものから、東側を中心により内陸に寄せた配置で川の対岸のマンションとの正対をを避けた配置に変わった様です。
イメージ 4
アリーナ棟が計画発表時の5階から7階4.8万平米、ホテル棟は21階から25階3.5万平米、オフィス棟は20階から21階2.8万平米と階数、床面積も大きくなる様です。
先日のみなとみらい地区の歩行者ネットワークの再整備の説明会では、貨物線を超える導線が階段だけでは心もとなく、スロープ状の新たなデッキの様なものを計画しているとの話があったと思うんですが、それらしきもには描かれていませんね。

イメージ 2
横浜アリーナは最大収容1.7万人5階,4.6万平米との事、Kアリーナの建物も同じくらいの規模感ですね。
イメージ 7
上空からの完成予想図が見当たらなかったんですけど、ケネディクスのビルの関連図面でKアリーナらしき建物が描かれており(画像再掲)、これが最新だとすると帷子川側に7階建ての観客席を配してオーケー本社側に雁行しつつ低くなって行く様なデザインになるのでしょうか。でもこの画像ではホテル棟とかは当初の配置ですね。

イメージ 1
今回の発表で建物の高さは公表されていない様です。みなとみらいの既存ビルの多くは階高を高めにとって、オフィスは18~21階、ホテルは25階で100mという感じですが、今回の完成予想図見ると隣接する富士ゼロックスの高さ100mと同じくらいにも見えますが、先に公開されていた高さ90mのままなんでしょうか、、

ケンコーポレーションって東京・横浜を中心に高級賃貸物件の賃貸を手掛けている会社というイメージが強かったのですが、山下町でハイアットリージェンシーを建てたり、今回のアリーナ関連とデベロッパーとして横浜近辺でバリバリ投資も手がける様になりましたね。

イメージ 1
建設進むパシフィコ横浜ノースの建設が着々と進み、ロゴが掲げられましたね。
個人的にこのフォント大好き。京急のロゴでKEIKYUの下にある「京急電鉄」とか、ミニパトカー🚔に書かれている「神奈川県警」とかのフォントと似ている感じ。
会社のPCにもこのフォントが入っていて企画部門にいた頃は新製品企画書とかでたまに使っていましたが、今は管理部門で明朝体が基本、一人「遊明朝体」で小さなアピールを小賢しくやっています。
→→最近の神奈川県警のパトカーの「神奈川県警」のフォントパシフィコノースのものとは異なっていますね。。

イメージ 4
既存のパシフィコも展示ホールの屋根の改修等も進められているようで、これを機にフォントを揃えてくれないかなぁ、なんて思っています。

イメージ 2
京急といえば、本社ビルがあまり鉄骨部分を晒さずに白い外装がニョキニョキ伸びるというみなとみらいではあまり見ない工法で建築が進む一方で、20年に4つの駅名を変更する事が話題になっていました。

賛否ある様ですが、個人的には賛成。仲木戸が「京急東神奈川」に変わる様ですが、これって神奈川駅→京急東神奈川駅→神奈川新町駅と、三駅連続で神奈川が付くのでなんか変な感じ。ブルーラインの北新横浜駅が、昔新横浜北駅として間違える人いて駅名変えていましたけど。

仲木戸駅と東神奈川駅、関西から北京を経て人生初めての首都圏暮らしの後輩君は、最初は両駅が近いなんて知らなかったなんて言っていたので、今回の駅名解消はいいのかもしれません。因みに彼は常磐線を「ときわせん」って読んでて可愛かった。

駅名変更って案内の変更とか費用もかかるので大変かとは思うけど、京急の場合、主にANAが使う羽田空港第二ターミナルに国際線機能が20年6月目処に工事中で、運用の暁には今の国際線ターミナルは第三ターミナルに名称変更、すると京急の国際線ターミナル駅も改称しなきゃいけないはずで、今回の京急の4駅名変更のタイミングと同じなんですね。なかなか商魂たくましく、面白い試みですね!さすが京急!
でも「産業道路」って駅名は好きだったんだけどなぁ。

イメージ 3
話戻って、20街区は北側のホテル棟も着々と工事が進み、波をイメージしたという特徴的な海側外観の骨格が姿を現してきました。
富嶽三十六景の相模沖みたいにも見えなくもないかな。。南側のインタコンチとは異なる色彩に外観意匠で中央卸売市場の方からの眺めも、かっては手前のマンション群が目につきましたが、ホテル棟により引き締まった感じがしていいですね。
私事ですが、年明けから会社人生初の管理部門に異動になり、会社も12月決算に移行二年目でワタワタの時期を過ごし、ブログもすっかり放置。。
そんなこんなで忙しくしているうちに、62街区では開発案は不採択、桜木町-新港埠頭ロープウェイなど、みなとみらいの話題もありました。そんなこんなで2月も中盤、3月には53街区の公募結果も公表されそうですが、なんか今回も見送りとなりそうだなぁ。。横浜市もあまり相応しくないものは採択しない様ですし、個人的にも同感できるので、残念ではあるけど。。そんな諦め予想を裏切ってくれないかな。。。

イメージ 1
53街区は登録した2社が提案まで実施したようですね。
300m迄建てられるとされていますが、約2万平米の敷地で容積率800%までとなると近接地から容積率未使用分を譲り受けないと16万平米迄の建物ですかね?
イメージ 2
例えば北仲のタワーマンションは1.3万平米の敷地に隣接する結婚式場から空中権を譲り受けているとか、、延床面積17万平米でかなりの規模ですがホテルとマンションで構成されて高さ約200mで58階建ですね。
イメージ 3
53街区は住居は用途として認められていないようなので、ホテルかオフィス系で階高は4~5m位、後は低層棟と高層棟が組み合わさると後は高層棟が何本建つか、床面積がどうなるかに拠って建てられる高さがある程度想定できそうですね。

みなとみらいの大規模街区の前例ではどうか?素人検証。。
イメージ 4
ランドマークタワーの建つ25街区は3.8haの敷地に2.3万平米の建築面積、内タワー部分はざっくり24万平米という感じで70階300m弱、容積率は低層部も入れて約1000%。
容積率って建物に地域貢献や環境配慮を講じた取組みを盛り込むと緩和や上積みも認められるようですね。25街区はランドマークタワー二期棟計画も構想にはあったようで、もし実現できるのなら容積率の緩和が認められるとい事でしょうか?
イメージ 7
クイーンズスクエアの建つ24街区は4.4haの敷地に3.4万平米の建築面積で、タワーA、B、Cにホテル部分でざっくり27万平米で四棟の階数を単純合計で110フロア、高さも単純合計で大体520m
イメージ 5
53街区は2haの敷地に建ぺい率80%として1.6万平米の建築面積で、容積率の割増とかあれば1000%で20万平米の建物で内タワー部分に2/3使用してタワー1棟のランドマークタワーよりも細っそりとしたビルだと13万平米、オフィスだけだと40~50階建てで高さ200~240mくらい?ホテルが入る複合タワーで高層部を先細りさせて1フロアの床面積を小さくすると55~65階建てで300mに迫るクラスもできなくもないのかなぁ?

イメージ 6
いやはや夢膨らみます!
でも、新高島駅付近は100m以下のビルが殆どなので180mクラスの格好良いビルでも十分に映えそうな気もするし、そこまでの需要もプロの目から見たら全然ないのかもしれないし、今低い空室率も計画策定迄にはどう変わるかわからないし、、

長年みなとみらいのまちづくりを夢想して何度も”機を逃した感”でがっかりした経験から、期待せずに、思いっきり期待して選考結果を首を長ーくして待ちます。
→普通の人には理解できないでしょうが、MMオタの私は来年2月中旬くらいから刑務所の出所カウントのように心の中のカレンダーでは1日経つ毎に赤いマジックで”X”を記しいくのです。。

容積率や緩和・割増のルールもよくわかっていないので間違っていたらごめんなさい

イメージ 2
ここ数年、怒涛のごとく開発計画が進められるみなとみらい地区ではペデストリアンネットワーク、ペデストリアンデッキ整備計画の見直しが実施されます。
主に北側の横浜駅からケンコーポレーションが開発する2万人クラスの音楽専用アリーナへを結ぶ動線と20街区で建設進むパシフィコノースに関連する動線が強化されるようです。
KENアリーナから横浜駅方面の動線はみなとみらい大通りの下をくぐる部分が含まれるのであれば、無秩序なスケボー少年や落書きやホームレスの留置品等を一掃して欲しいもんです。それと、貨物線を越える階段部分はエレベーターあるとはいえ改良がひつようそうだし、東口のスカイビル前の地下街ポルタ入り口の階段にもエスカレーターが欲しいかな。。
イメージ 3
今でも十分快適に歩けるコースですが、アリーナやパシフィコの動員力に伴うピーク時の通行量をさばくための動線強化でしょうか?エレベータではなく、エスカレーターや、スロープ等をふんだんに配して欲しいけどな。。
イメージ 4
ソニーの事業会社の進出が決まった54街区のグランゲートも横浜駅東側からはまみらい・日産ウォークと連なるペデストリアンデッキ・ネットワークが整備されます。
イメージ 6
グランゲートの北側で希少な300mまで建築可能な53街区(公募中)を経て横浜美術館方面へと繋がる動線(手前に描かれるデッキ)に加え、グランゲートの東側(高島中央公園側)から二階レベルでペデストリアンデッキが52街区を貫き高島中央公園西側の既存の歩道橋へと繋がる様です!(画面右端の方です。。)
高島中央公園を貫きブリリア等が建つ50街区を貫き建設始まったパシフィコ・ノースへと繋がるペデストリアンネットワークとなる様です!
キング軸はペデストリアンネットワークがクイーン軸よりもしょぼい感じで、今回二階レベルでグランゲートと高島中央公園が繋がる構想は非常に嬉しいのですが、キング軸がグランゲートから一直線にみなとみらい大通りを超えて資生堂S/PARK方面には繋げないんですかねぇ。新高島駅の地下コンコースが代用ですかね。
イメージ 7
みなとみらい大通りを超える動線ができれば、その先で計画中の横浜ゲートタワーに整備されるペデストリアンデッキが計画されるプラネタリウムの脇を掠めつつ、首都高・16号を超えて横浜駅東口みなみの再開発ビルへと繋がる一大ネットワークができるんですけどね。
イメージ 8
横浜ゲートタワーのペデストリアンデッキというか、二階の公開エリアもキング軸の海側(グランゲート方面)にはしっかりエスカレーター迄設置されていますね。こりゃ二階以上のレベルでみなとみらい大通りを超えるデッキの整備はなさそうです。
イメージ 9

ペデストリアンネットワークといえば、桜木町駅からは横浜銀行本店前から北進し、
そろそろ着工される首都高神奈川局に繋がり、、
イメージ 10
北側に隣接するぴあのアリーナ、三菱地所が保有しているのであろう駐車場の一画。(ぴあアリーナからはみなとみらい大通りを超え37街区のビル方面にもペデストリアンデッキは伸びていきます)
イメージ 5
発表された積水ハウスが手がけるウェスティン横浜が立地する44街区、URが所有する今後の開発募集予定地と通りを経ていくデッキも描かれています。
(ウェスティンからはみなとみらい大通りを超えて今、ニトリ等が入る建物の方にもペデストリアンデッキが伸びるようですね。)
イメージ 11
村田製作所のビルまで繋がるように計画されている様ですが、その北側隣接のコーエーテクモのビルまでは繋がらない様です。
イメージ 12

後少しで横浜駅までペデストリアンデッキで繋がるのになぁ。。
屋根つけてくれれば傘要らずで行き来できるのに。。。
イメージ 13

コーエーテクモのビルも鉄骨も立ち上がってきたしもう変更も無理だなぁ。。
イメージ 14
LGのビルにもデッキは描かれていません。(このビル、進出決定時のデザインより数段格好良くなったと思います)
イメージ 15
資生堂のS/PARKも二階レベルのデッキ設置はなさそうです。。
イメージ 1
日産本社京急本社を結ぶペデストリアンデッキの建築も始まるようです。
当初の計画でキング軸は臨港パークの潮入の池から首都高速の辺りまで水路を配したようなペデストリアンネットワークが企図されていたはずなんですが、いつのまにか計画からも消えてしまいました。。クイーン軸の壮大なインナーモールとは対照的に海からも少し遠いキング軸に水辺を感じさせる構想はとても良かったのですが、美術館前からアイマークプレイス一帯のグランモールからも噴水や水路が撤去され、その理由の一つは水路系は維持コストがかかるからとか。。仕方ないのかな。

イメージ 5
ソニーの光学系関連を担う事業会社・ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズの本社および研究部門がみなとみらいに進出することが決まった様です!
進出先は清水建設が富士ゼロックスのR&D施設南側に隣接する54街区に建設中のヨコハマ グランゲートで19階高さ約100mの延床面積10万㎡級ビルを一棟借りして三~四千人くらいが働くことになる様です。一棟借りならこのビルの頭頂部に“SONY”のロゴが二方向に輝くのでしょう!
イメージ 3
しかしソニーの進出は嬉しいな。最近はめっきりですが、勝手はソニー信者の端くれとして色々購入しました。みなとみらいの開発が始まった頃から暫くはAV機器と言えばソニーだったので(信じてたので)、当時あった保土ヶ谷の研究所や今もある藤沢の施設が移転してこないかな、、なんて思ったものです。。
イメージ 2
富士ゼロックスの進出以降、みなとみらいに続々と大規模な企業R&D施設の集積が進んでいますね。富士ゼロックス、レノボ、京セラ、村田製作所、資生堂、LG、アップル(?)、そしてソニー、、音楽ホール系とR&Dがここ数年の開発の主流ですね。
イメージ 6
清水建設は旧Jack Mall跡地にやはり10万㎡級のアイマークプレイスを賃貸ビルとして事業化し開業間も無くほぼ満室状態として、第二弾として54街区のグランゲートを手掛けています。このグランゲートも満室開業となれば、第三弾、第四弾と業務ビルを手がけていく様なことになりませんかねぇ!?
イメージ 1
清水建設のみなとみらいに於けるオフィス事業の成り行きに倣ったのか、鹿島も三菱重工ビル北側隣接37街区で複合ビルの建設計画を進める事業会社へ参画。
イメージ 7
横浜駅至近の横浜三井ビル南側隣接地の58街区・横浜ゲートタワー計画にも鹿島の名が連なっています。
他のスーパーゼネコンもオリンピック景気で養った体力を次の流れにつなぐべく清水、鹿島に続くオフィス事業をここみなとみらいで展開しないかなぁ。。
でもみなとみらいも事業可能な空き地もだいぶ減ってきているので、横浜市含め事業用地の捻出・確保が必要になるかもしれませんね。→10年前とは隔世の感。。
イメージ 4
思いつく候補地は、、
①57街区: 10年暫定とされるみなとみらい本町小学校の敷地を含む街区。今も南側には空き地ありますが、小学校用地と合わせて2028年以降の開発公募ですかね。
②52街区: 北側を横浜市、南側が国有地だったはず。開発公募は市有地、国有地一体で実施されるのでしょう。西側に隣接する54街区のグランゲートが一棟借りとなった現在、開発ニーズは強くなっていると思うのですが、、19年には公募始まりますかね?
③60・61街区: 富士ゼロックスの東側隣接地ですが、長期暫定施設とされるアンパンミュージアムがオフィス街の連続性をぶった切りそうで、大規模な業務系開発は望み薄かなぁ。R&D特化の計画ならどこか出てくるのかなぁ。
④44街区北: 元セキチューで今もジョナサンが暫定施設として残っていますが、URは数年内に企業等から打診あれば公売にかけるのでしょうね。
両側を村田製作所と積水の開発計画に挟まれ、オフィス系の開発を期待です。ここは180m級のビル建てらるのかな。
⑤38街区北: ぴあアリーナの北側隣接街区で5~8千平米くらいありそう。積水の計画や37街区の計画が上手くいくとここも18階建てのオフィス位建ちそうだけど。。
⑥43街区南: ニトリやポルシェ、BMWのショールーム等の暫定施設が建つ一画。所有者であるはずの岡田不動産が59街区(ブルーハーバー一帯)に引続き、勝手基礎工事まで進めて中止になったコンカードみなとみらい計画を上回る規模で再興して欲しいなぁ。
今、公募・審査中の53、62街区は外してます。

こう書き出してみるとみなとみらいの事業用地も大分埋まってきましたね。
子供の頃に目にしたみなとみらいの未来都市の世界、紆余曲折あり、大分デブビルが増えたとは言え、感無量。。。
今後、北仲の日新や大和地所保有街区の開発も進むのでしょう。伝えられるところ、北仲では桜木町寄りの一画に10階程度のオフィスビル以外はほとんどマンションと商用施設の様ですが、一棟位30階クラスのオフィス棟を盛り込んで欲しいなぁ。。
みなとみらいの次はどこかなぁ、、山下埠頭はカジノであれ、なかれホテル等主体の開発になりそうだし。エキサイト22の横浜駅近辺がバシバシ開発されるのかな。
横浜駅前のプラザホテルやダイエーも老朽化で建て替えとか、ダイエーは商業施設+マンションかと思いますが、プラザホテルはオフィス系でいってほしいな。

↑このページのトップヘ